囲碁講師40年の経験を活かして囲碁入門の皆様を応援します。
今回は終局まぎわの【ダメ】を見つける練習問題を3問お出しします。
入門の皆様にとって終局はとても分かりにくいですね。今回は【ダメ】に慣れて下さいね。
- 終局まぎわのダメと言うのは価値がゼロの所です。
- ダメは黒石と白石の境界線のすきまにあります。すきまを探しましょう。
- ダメを全て打たないと終局になりません。
- ダメはお互いに一手ずつ打ちましょう。
- 『ダメも勝負のうち』と言う言葉があります。取られないように気を付けましょう。

第1問 白番です。 白・黒の順番でダメを見つけて下さい。ダメが詰まるとアタリになる石があります。取られないようにしっかりと【手入れ】と言う守りの手を打ちましょう。解答図は下にあります。

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【解答図1】白1から白7までの七か所がダメでした。黒4と白5は【手入れ】です。白1から白7までの順番はどこからでも良いです。ただし黒4で6や白5で7へ打つとお相手に取られても仕方ないですね。ほとんどのお相手は取らないで教えてくださると思います。

第2問 黒番です。黒・白の順番でダメを見つけて下さい。ダメが詰まると危なくなることがよく起こります。やはり【手入れ】は大事です。解答図は下にあります。

【解答図2】黒1の手入れが必要です。白2の次も必要です。黒3から黒7までがダメです。慣れない間は黒1や白2はなかなか気づきにくいですね。

第3問 黒番です。黒・白の順番で交互にダメを詰めましょう。実戦では石を取られたり切られたりしないようにお相手の手を良く見ましょうね。解答図は下にあります。

【解答図3】黒1から黒7までの7か所がダメです。白2で3へ打つと取られますね。ゆっくりでも大丈夫ですから少しずつダメを見つけるのに慣れられると良いですね。
最後までご覧頂きありがとうございました。